奨学事業

大学院奨学金

後期博士課程奨学金

 本奨学金事業は、当財団の定款第4条第1項第(3)号に定める事業の一環として、工業教育を奨励し我が国の工業技術水準の向上に寄与することを目的とし実施する。

2023年度募集概要

 はじめに、この奨学金は東北大学工学研究科、日本大学理工学研究科、慶應義塾大学理工学研究科、静岡大学創造科学技術大学院、豊橋技術科学大学工学研究科、立命館大学理工学研究科、大阪大学工学研究科の7大学にてそれぞれ推薦された学生を対象としいる。当財団で直接の募集は行っていないのでご注意ください。

  1. 当財団が指定する奨学生の資格・条件
    • 2023年4月或いは10月に理工学系の大学院後期博士課程1年次に在籍する者、或いは入学を許可された者
    • 3年間継続受給し学位取得に向け研究に専念する意志があり、かつ学位取得の可能性の高い者
    • 他の機関等団体から金銭的支援や報酬を受けていないこと。ただし、地方自治体や大学からの少額援助(概ね年額60万円以下)の場合を除く
  2. 各大学の奨学生採用人数

    2023年度の採用人数は各大学4名とする
    ※2024年度の採用人数は各大学4名とする

  3. 各大学による奨学生の推薦
    • 各大学は独自に作成した推薦基準を当財団に提出する
    • 各大学は推薦する奨学生を決定し、公印付きの推薦書を奨学生に発行する
    • 各大学は推薦する奨学生名簿を当財団に提出する
       奨学生名簿提出期限:(春募集) 6月30日
                 (秋募集)11月30日
  4. 奨学生による応募申請手続き
    • 各大学から推薦された奨学生は、申請期間内に当財団の電子申請システムにアクセスし申請手続きを行う
       申請期間:(春募集)7月1日~7月20日
            (秋募集)12月1日~12月20日
    • 電子申請システム

      ①マイページ登録

      ②該当する申請種類(2023年度(春募集or秋募集)大学院後期博士課程奨学金)を選択

      ③基本情報を入力後、応募書類をPDF形式でアップロード

    • 応募書類

      a.(様式1)推薦書(大学作成、推薦者の公印、指導教員の連絡先、推薦理由)
      b.(様式2)履歴書(本人作成)
      c.(様式3)研究計画書(本人作成、要指導教官の検印)
      ※応募書類一式は、財団指定書式をホームページからダウンロードして作成

  5. 当財団による奨学生の採用決定
     (春募集)7月下旬に開催する当財団の理事会で決定する
     (秋募集)12月下旬に開催する当財団の理事会で決定する
     ※採用決定は当財団から奨学生本人及び推薦者に通知する
  6. 奨学金の受給手続き

    採用通知を受け取った奨学生は、速やかに電子申請システムにアクセスし受給手続きを行う

     ①奨学金受給確認書の提出
      (様式4)奨学金受給確認書をダウンロード、記入後PDF形式でアップロード
     ②奨学金振込口座の登録
      ※必ず本人名義の口座であること

  7. 奨学金の給付

    年額150万円を年間4回に分けて3年間支給する。ただし、初年度は年間3回に分けて支給する。

    春募集給付スケジュール
    (初年度)
    支給日 8月末日 11月末日 1月末日
    支給額 750,000円 375,000円 375,000円
    対象月 4,5,6,7,8,9月分 10,11,12月分 1,2,3月分
    (2年目以降)
    支給日 6月末日 8月末日 11月末日 1月末日
    支給額 375,000円 375,000円 375,000円 375,000円
    対象月 4,5,6月分 7,8,9月分 10,11,12月分 1,2,3月分
    秋募集給付スケジュール
    (初年度)
    支給日 1月末日 3月末日 6月末日
    支給額 750,000円 375,000円 375,000円
    対象月 10,11,12,1,2,3月分 4,5,6月分 7,8,9月分
    (2年目以降)
    支給日 11月末日 1月末日 3月末日 6月末日
    支給額 375,000円 375,000円 375,000円 375,000円
    対象月 10,11,12月分 1,2,3月分 4,5,6月分 7,8,9月分
  8. 奨学生による成果報告の義務
    • 1年次及び2年次修了後、1か月以内に年次成果報告書(A4,1ページ以内)を当財団に提出する
    • 3年次修了後、3か月以内に最終成果報告書(A4,4ページ以内)を提出する
      ※成果報告の提出は、電子申請システムにWordファイルでアップロード
    • 学位取得状況の報告
    • 学位取得者の最終成果報告書は当財団が発行する年次報告に掲載する
    • 学位取得者には、毎年秋に開催している天野フォーラムにて研究成果の発表を依頼する場合がある
  9. 奨学生による異動報告の義務
    • 休学、退学等の異動が発生した場合、遅滞なく書面にて当財団に報告する
    • 他の機関等団体から金銭的支援や報酬を得るなど受給資格を喪失場合、遅滞なく当財団に報告する
      ※異動報告書(様式5)を当財団ホームページからダウンロードしメールで直接当財団に報告する。報告が遅れた場合、奨学金の返還を求める場合がある。
  10. 推薦者(大学)へのお願い
    • 留学生が応募申請等の手続きをする場合のサポート
    • 指導教員による成果報告書の校閲
    • 奨学生に異変があった場合の報告
  11. 本件の問合せ先

    公益財団法人天野工業技術研究所
    所長 天野 仙太
    Email:s-amano@zai-amano.or.jp
    電話:(053)523-1171

奨学生の成果について

a.年次成果報告書 様式File:年次成果報告書(日本語) 年次成果報告書(英文)

b.最終成果報告書 様式File:最終成果報告書(日本語) 最終成果報告書(日本語テンプレート)
最終成果報告書(英文) 最終成果報告書(英文テンプレート)

※1年次、2年次修了時は修了後1ヶ月以内にa.を3年次修了時はb.を修了後3ヶ月以内に大学院毎に取り纏め当財団に提出する。

※最終報告書は当財団が毎年発行する年次報告に掲載する。

※当財団が主催する会議等で研究成果の発表を依頼する場合があります。

よくある質問

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